宅建士になるまでのロードマップをやさしく解説

不動産取引・宅建士試験

毎年10月に宅建士試験が存在し、合格すれば宅建士になれることは、多くの人がご存知だと思います。

しかし、晴れて「宅建士の○○です!」と名乗ることができるようになるまでに、いくつかのステップがあります。

このページでは、あなたが宅建士と名乗るまでに踏むべきステップを時期別に、ロードマップとして落とし込んで、解説します。

これから宅建士試験を受験する予定の方も、興味があるという方も、参考にしてくだされば幸いです。

4月 該当者は必ず受講すべき!宅建登録講習

いきなりですが、宅建士試験対策において、結果に大きな影響を及ぼす事項です。

宅建士試験本番のおよそ半年前に、宅建登録講習というものがあります。

この講習を受けられる方(該当者)は、以下の①②のどちらも満たす方です。

①受講期間中に、宅地建物取引業に従事していること

②従業者証明書を、講習実施団体に提示できること

この講習を受講することで、宅建士試験全50問のうち、なんと5問が免除されます。

その5問は、各年度の第46問〜第50問を指します。

過去問の勉強の際に、この5問は勉強する必要はなくなるのです。

これは、大きなアドバンテージです。

実際に昨年の試験において、一般の受験者の合格率は17.0%に対し、登録講習修了者は22.9%の合格率でした。

引用:住宅新報Web(https://www.jutaku-s.com/news/id/0000026675

約6%の合格率アップです。

これは、5問免除という勉強範囲の削減と、半年前には勉強をスタートしていたという2点から、高い合格率となっていると言えるのでしょう。

受講料は実施団体により15,000円〜18,000円と幅がありますので、通える実施団体の日程・料金は早めにチェックしておきましょう。

講習の後に修了試験があり、合格すると宅建士試験の5問免除を得ることができます。

なお、宅建登録講習の修了試験は、講習中に示される重要な事項を抑えておけば、まず合格が可能です。

この講習は、該当者はかならず受講しましょう。

宅建登録講習については、こちらの記事で、くわしく解説しています。

6月 官報公告の確認

その年に行われる宅建士試験は、6月の初旬に公告されます。

この公告の中で、今年は何月何日に宅建士試験が行われるかが発表されるのです。

ただ、例年10月の第3日曜日に試験が行われています。

合格者発表は、試験の1ヶ月半後です。

受験生の方は、この時期に試験日の確認を行うとともに、勉強のリスケジュールを行ってください。

7月 試験案内の受け取りと、申し込み

非常にもったいないことですが、毎年試験申し込みを忘れてしまう方がおられるようです。

試験案内は7月に入ってから、すぐに受け取ってください。

そして、受験申し込みができる期間に入ったら、すぐにでも申し込みを済ませてください。

管理人は、インターネットにて受験申し込みを済ませました。

受験手数料は7000円と決して安くないので、この機会に合格してしまいましょう。

10月 試験本番

10月の第3日曜日、試験が行われます。

2020年は、10月18日(日)13時から15時まで(2時間)の予定です。

 

11月 自己採点と登録実務講習の段取り

自己採点の結果、合否の見込みがたつはずです。

ここでは、合格が濃厚で、かつすぐに宅建士として業務を開始したいという方向けの事項を説明します。

宅建士となるには、宅建士試験の合格と、宅地建物取引に関する実務経験が、10年以内に2年以上必要です。

ここで、「えっ、実務経験なんてないよ!?」と驚かれる方もおられるかもしれません。

特に新卒で不動産業界に入り、入社半年、あるいは1年半で受験する方は、2年の実務経験はなくて当然です。

そこで、「宅地建物取引に関する実務経験2年」を濃密な「登録実務講習(スクーリング)」で、替えることができる、とされています。

登録実務講習は、複数の実施機関があり、日程や価格もバラバラです。

10月の試験で合格が濃厚な方は、11月には登録実務講習をどこの実施機関で受けるか、決めておかれるとよいでしょう。

なお、登録実務講習は1月・2月に多くの実施機関が予定しています。

登録実務講習については、こちらの記事で、くわしく解説しています。

2月・3月 資格登録申請と宅建士証の交付申請

登録実務講習を終了すると、修了証が発行されます。

この修了証とともに、各都道府県へ資格登録申請を行います。

資格登録申請にあたり、一般的に必要な書類は以下のとおりです。

・登録申請書

・誓約書

・身分証明書(本籍地の市区町村で発行)

・登記されていないことの証明書

・住民票(申請者本人のもの)

・宅建士試験合格証書の原本とコピー

・登録実務講習修了証の原本

・登録手数料(37,000円)

・印鑑

・顔写真

資格登録申請を無事終え、1・2ヶ月程度経過すると、資格登録が完了したと連絡があります。

これを受けて今度は、宅建士証の交付申請を行います。

宅建士証の交付申請にあたり、一般的に必要な書類は以下のとおりです。

・宅地建物取引士証交付申請書

・都道府県の収入証紙(4,500円分)

・写真2枚(3.0cm×2.4cm)

4月 宅建士として活動開始

宅建士証が届けば、あなたは晴れて宅建士として業務ができます。

以上が、宅建士になるまでのロードマップとなります。

読者の方の参考になれば幸いです。

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